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ヨコに読みます

試し読み

2025年12月12日

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八秒で跳べ

八秒で跳べ

坪田侑也

春高バレーの予選まで、あと数日。 宮下景が所属する明鹿高校男子バレー部は、6月のインターハイ予選で初めて県の準決勝まで進んだ。 「いまのチームなら全国も目指せる」と3年生3人が引退をせず、夏に敗れた全国常連の強豪校・稲村東にレギュラーメンバーで挑むはずだった。 けれど、大会数日前、景はあることがきっかけで怪我をしてしまい……。 一方、景の怪我に責任を感じていた同じ高校の真島綾は「罪滅ぼしをしたい」と景と連絡を取ることになる。 しかし彼女には、親友にしか明かしていない秘密があった——。 自分の居場所が見つけられず、前に進めずにいたふたりだったが、お互いを通じて大切なことに気付いていき——?

ローディング中…
  • 著者

    坪田侑也

    2002年、東京都生まれ。2018年、15歳の時に書いた『探偵はぼっちじゃない』で、第21回ボイルドエッグズ新人賞を当時史上最年少で受賞、翌年KADOKAWAより出版された。中学、高校時代はバレー部に所属。https://www.boiledeggs.com/author_tsubotayuya